遙かなるインドへ・・・

マハトマの学生時代からの旅行記

マハトマのサブブログへようこそ!!

こんにちは!!

サブブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、マハトマのあげあげマネーリテラシー を運営しているマハトマが趣味の旅行や日常生活について学生時代より書き綴っていたブログを引越してきたものです。

色々情報が古い部分が多いですが、よろしければ読んでいってください。なお、このブログで書いてあったお金や投資についての記事はメインブログの過去ブログのお金の話投資話に移したのでご了承ください。

マハトマが何者かについてはメインブログで自己紹介等しておりますので、そちらをご覧ください。

それでは、よろしくお願いいたします。

www.mrsmahatoma.com

体外受精(顕微授精)でかかったお金

この記事の続きです。

今日は、体外受精、顕微授精でかかった費用の話をします。
体外受精以降は、人によって金額が大きく変わります。
どのような排卵誘発をするか、採卵で何個卵子が取れたか、何個受精したか、何個凍結できたか。

今日の記事ではあくまで私の場合の話になります。
私は多嚢胞性卵巣なので、普通の人より一度に多くの卵子が取れる体質です。
そのため、1周期の金額かかなり高めな方だと思って読んでください。

体外受精(顕微授精)の流れは次の通りです。

排卵誘発剤や注射を用い、両卵巣で卵胞(卵子が入っている袋)を育てる (卵巣刺激)
 ⇒排卵しないようにエコーで確認しながら、卵胞の直径が20mmほどになるまで卵巣刺激を繰り返す
 ⇒排卵の直前に、注射針を卵巣に刺して卵子を吸い出す (採卵)
 ⇒卵子にシャーレ上で精子をふりかける(体外受精)または顕微鏡を用い卵子精子を注入する(顕微授精)
 ⇒受精卵を機械の中で細胞分裂させる(培養)
 ⇒(次の生理を待った後に)女性の子宮内の環境を整え、細胞分裂が進んだ受精卵を子宮内に戻す(移植)

私の場合、生理が3日目までに最初の通院をし、
排卵誘発剤クロミッド)を飲みながら、卵巣刺激の注射を6~7回(2日に1回)繰り返しました。
診察自体は、生理が始まってすぐの1回、採卵前の状態確認で2回、採卵後の経過観察2回でした。
それを、生理が始まってから3週間ほどの間に全て終わらせる感じです。
かなり、通院回数が多くなり、金額もかかりそうなのが想像できると思います(もちろん保険適用外)。

それでは、金額を発表します(8%の税込)

  • 診察(薬の処方含む)(17,280~33,480円/回)5回ほど
  • 卵巣刺激の注射(7,020円/回) 6~7回ほど
  • 採卵(18個採卵 6個体外受精、6個顕微授精)433,680円
  • 顕微授精追加料金(11個分)116,640円

トータルで、採卵の1周期で667,700円でした!!すんごい高額
これとは別に、移植は141,480円/回かかりました。これまた高い
採卵でたくさん受精卵ができると、次は移植だけで済むので、一度に多く採卵できた方が良いと思います。

昨年10月に行った初めての採卵で、クロミッド+注射の卵巣刺激により、18個も卵子が取れました。
多く卵子が取れた場合、体外受精と顕微授精に卵を振り分けることを奨励されているようで、
ここで意図せず顕微授精をすることになりました。

採卵の3日後に私の体と受精卵経過観察のために通院すると、
なんと・・・体外受精させたはずの卵は全く受精していないことが判明

そのとき、私たちは受精障害であると診断されたのです。
一方、顕微授精させた卵はもれなく全て受精しており、私たちは自力で受精できないことがわかったのです。
それじゃあ、これまで妊娠なんてするわけがない
これを知らずに闇雲に人工授精を繰り返していたかと思うとゾッとします。
原因がわかったため、体外受精までステップアップしてよかったと思いました。

体外受精へのステップアップを考える

この記事の続きです。

昨年夏に都内の病院で不妊治療を3年半ぶりに再開した私たち。
初診ではやはり、夫婦そろっての初期検査(採血のみ)でした。
項目は、HIVや梅毒、クラミジア、その他血糖値などなど採血で一通りわかることです。
私の場合は、俗に卵巣年齢と呼ばれるAMHも検査しました。
その時の金額は、二人分の採血だけで49,590円(税込)
あまりの高額さに一瞬引きました(苦笑)。保険適用外なので採血一つでもこの値段。。。
これが不妊治療の現実なのです。

水戸の病院だと、初期検査から最初の治療まで1ヶ月以上かかっていたけど、
都内の病院は違いました。初期検査の2~3週間後に簡単な問診があり、これまでの不妊治療の経緯を医者に話すと。。。
先生から「では、今周期はとりあえず人工授精しましょう」とすぐに治療再開(笑)
あと、「もう35歳なんだから、体外受精を始めても良いくらいなんだけどね」と一言。
あまりのスピード感に私たち二人はビックリしました。
不妊治療で女性の35歳は急に妊娠率が下がり始める節目の年齢です。
それだけ『時間がない』と言うことなのだとこのとき初めて実感させられたのです。

この病院で2周期人工授精を実施しました。
もちろん排卵誘発した上で。(人工授精27,000円排卵誘発と診察料約10,000円)
それでも、妊娠しない。この時私たちの人工授精の回数はトータルで5回に達していました。

人工授精の妊娠率は、1回当たり20%ほどと言われています。
繰り返しによる妊娠率は、1回から4回の間に右肩上がりに上昇して80~90%に達するそうです。
さらに4~6回の間に妊娠率は90%ほどになり、それ以上は上昇しないとのこと。
つまり、人工授精で妊娠できる夫婦は、4~6回チャレンジすれば9割がた妊娠するということです。
もっと言うと、7回以上のチャレンジは無駄だとのこと。

『4回以上の人工授精でダメだった場合は、他に要因があると考えて体外受精へのステップアップを奨励する』
この情報はググれば結構出てきますね。
私の場合は直接医者に言われたわけではないけど、このまま人工授精を続けても妊娠する気はしませんでした。
体外受精にチャレンジしてみよう。何かわかるかもしれないし』と比較的軽い気持ちで体外受精にステップアップしました。
結果論として、このステップが正解になるのでした。
もし異常なしになったとしても、人工授精にダウンステップすることもできるし。

もし、体外受精へのステップアップを悩んでいる人は、参考にしてもらえればと思います。
次回は体外受精にかかったお金の話をします。

住信SBI銀行のデビットカード発行

デビットカードだけど、クレジットカードのカテで公開します。

私がメインで使っている銀行口座の一つに住信SBIネット銀行があります。
この銀行はSBI証券で米ドル建て商品を購入するのに必須の銀行です。
また、キャンペーン時(今)だと円定期預金の金利も高いです。

そして、今更だけどミライノデビットカードを発行することにしました。
デビットカードなので、年会費無料でマスターカードを使えるところだと決済できます。
そして、ポイント還元率は驚きの0.8%という。
下手なクレジットカード(還元率0.5%が多い)より還元率が良いとうぶっ壊れデビットカードです。
しかもさらに謎なのが、同じく住信SBIネット銀行のクレジットカード(ミライノカード 還元率0.6%)
よりもポイント還元率が高いという。。。

私にはメインカード(三井住友プラチナ)があるため、新しいカードは少額決済にしか使う予定はありません。
コストコ行くときくらいかな?あとは海外ショッピングで少し利用するくらいか)
この条件であれば、クレジットカードを発行する理由はないため、今回は初デビットカードを発行しました。

下の写真のようになりました。
これまで使っていたのが左のキャッシュカードで、
右上のデビットカード(キャッシュカード一体型)と暗証番号カードに分かれました。
デビットカードは銀色と青色でなかなか格好イイです

ミライノデビットカード

今度少し決済してみようと思います。

3年半ぶりの不妊治療

この記事の続きになります。

3年半の間に、私は仕事で上司のパワハラにより病みかけていたり、
今の間接部署に異動して急に仕事が楽になった時期でした。
その間、すっかり不妊治療のことを忘れていたのでした。
3年半の間に避妊は全くしていなかったけど、妊娠の兆候すら現れませんでした。
このまま子どもが居ない二人だけの人生も悪くないなと考え始めた時期でした。

一方、夫はと言うと、週末婚状態を解消するために最初の会社を退職し、
2年半ほど派遣社員をしながら一緒に生活していました。
そして、派遣社員の待遇に耐えかねて超大手企業に転職しました。
配属先は本社(都内)であり、年収は劇的に上がったけど結局また別居婚になってしまいました。

ある日、私がふと「このまま子ども出来なくてもいいよね?十分幸せだし」と言ったときに、
夫が、「え???僕は欲しいよ」と言い出したのでした。
さらに、「今仕事楽なんだし、僕東京に引っ越したし、都内の病院で不妊治療再開したらどう?」
「都内だと、平日は夜遅くまで見てくれて、土日もやってる病院もあるよ。悔い残さないようにやろうよ」
と言われたのでした。

正直に言って、私は不妊治療に対して後ろ向きな気持ちだったし、
(お金と時間がかかる、体力も要る、痛くて不快な処置や検査ばかり、妊婦を見ると複雑な気持ちになる)
何よりも、夫の発言が全て他人事の様に聞こえて無性に腹が立ったのでした。
『あんたは良いよね、高額な費用を払うのも、片道2時間かけて通院するのも、痛い思いするのも全て私だし』
という気持ちでした。
でも、一方で『もう35歳だしこれまで妊娠しなかったのだから、何かしらの原因があるはず本当にこのままでいいの?』
と自問自答していた日々でした。
私の出した答えは、「不妊治療を再開する」でした。
理由は、まず何もせずに後悔したくない、そして愛する夫が子どもをこんなにも望んでいるからでした。

2018年の7月下旬に都内の不妊治療専門のクリニックに通い始めたのでした。

人工授精へステップアップ~3年半のお休みへ

この記事の続きです。
私たちは思ったより早く人工授精へステップアップしました。
それは、私たちが別居婚で週末しか一緒に居れなかったこと。
後は夫の精液検査の結果があまりよろしくなかったのが原因です。

最初に行ったタイミング法については、夫婦のどちらも異常がないことが前提です。
また、当たり前だけど医者が指定した日にセックスしなければなりません。
私ははっきり言ってタイミング法を繰り返すのは苦痛でした。
一方、人工授精は基本的に男性側にのみ軽めの異常がある場合に適用されます。
女性側に異常がある、もしくは男性に重度な異常がある場合は体外受精からスタートすることもあります。

人工授精では男性の精液を採取し、精液を殺菌・濃縮したものをカテーテルで女性の子宮に戻します。
妊娠のし方自体は自然妊娠やタイミング法と同じです。
それだけなので保険適用外であっても、1回の人工授精で1~3万円程度で済みます。
私の場合は、タイミング法同様に排卵誘発も必要でしたが、1周期で3~5万円程度で済んでいます。
私たちの場合、人工授精に関する特別な検査はしていません。

人工授精をすれば、すぐに妊娠すると2014年当時の私は思っていました。
でも、3回繰り返してもなぜか妊娠しない。。。
ただただ、やみくもに生理が来る度に人工授精の準備をするという徒労感に苛まれていました。
原因がわからずに不妊治療を続けていたこの時期が最も辛かったかもしれません。

さらに、この時期は相変わらず仕事が忙しく(上司の配慮がなかったため)、
病院に通うこと、指定日にセックスすること、セックスが作業になっていること、
気付けば夫との仲がギクシャクし始めたことにとてもストレスを感じていた時期でした。
そんなこんなで不妊治療に後ろ向きになり始めたとき、急に土曜日の診察が完全予約性になったのです。
激混みの土曜日で土曜日が完全予約制になれば、少ない枠の争奪戦になるのです。
当然私は平日だけしか通えないようになり、気づけば不妊治療をお休みしていました。

その後、夫の転職に伴った東京異動をきっかけで、不妊治療を再開するまでに3年半を要するのでした。